Hawaiian6 gureの全国サウナツアー vol.7 – 長野県松本市 富士の湯 –

Hawaiian6 gureの全国サウナツアー vol.7 -長野県松本市 富士の湯-

皆さま、お疲れさまです。gureです。

HUSKING BEEのツアーにお呼ばれして長野県におじゃましましたが、長野編の第2弾ということで蒸されてきましたよ。

長野県松本市の富士の湯。

ライブ当日は特に喉の疲労回復目的でほぼ必ずサウナに行くのですが、撤収の時間を見ると前日におじゃましたおぶ〜には間に合わない……。

ホテルの浴槽で半身浴をして翌日に備えるか、でもどこか行けるところがないか調べてみると1軒だけあったんです。それが富士の湯でした。

ライブを終えホテルに戻って急いで支度をし、松本の街を歩くこと15分。

松本の夜の住宅街に突如現れる富士の湯。温かい光で出迎えてもらいました。

富士の湯外観

この富士の湯は昭和元年に創業した老舗の銭湯で、今年でなんと創業100周年。

松本の街とともに歩み、松本の皆さんになくてはならない存在です。

そんな富士の湯のオーナーさんは四代目のアベノリミツさん。

今年で30歳、ガッツとバイタリティに溢れるオーナーさんで、なんと元バンドマン。

私のことも知ってくれていたようで、Instagramのフォロー通知が来た時、まさか本人だとは思わなかったそうです。

入口のドアを開けると歴史を重ねた佇まいと現代のモダンな感じが融合した唯一無二の存在感や温かさが広がります。

ドリンクやアイスなど種類が豊富ですし、富士の湯グッズもたくさんあってどれもカッコいい! 浴室の中にグッズラインナップの案内もあったので、浴槽に入りながらどれを買って帰ろうか、ずっと考えていました。

(富士の湯タオル、ステッカー、刺繍スウェットを購入)

番台。男女ともにこちらで受付になります。
富士の湯入口周辺。とてもキレイな造りであたたかみを感じます。
グッズコーナー

まず脱衣所から。大きめサイズのロッカーで荷物を入れやすいですし、ドライヤーが置いてある箇所もゆったりしていますので混雑時も快適です。

いざ浴室へ。

男子ロッカー

浴室に入ると水色のタイルを中心とした風情ある光景が目の前に広がります。

スペースをかなり効率よく使った配置となっており、浴室の両サイドは洗い場、中央部分はととのいイスが6脚置かれていて、ほぼ直線移動だけで完結する無駄のない動線となっています。

男性浴室

この整然とした配置にも感心したのですが、もっと感心したことがあります。

浴室がとてもキレイということです。

創業100周年を迎えるにあたって設備のリニューアルを実施されたそうで、それもキレイさを感じる大きな理由ですが、それだけじゃない。

では、オーナーが浴室の掃除をかなり丁寧に行っているのか。

それも正解で、開店前と閉店後にしっかりと清掃をされているそうです。

でもそれだけじゃない。ではこのキレイさの秘密は何なのか。

それは利用される方々が、富士の湯を愛しているということです。

桶やイスを使った後、皆さん必ず所定の位置に戻されるので乱雑にならない。

シャンプーなどのゴミも全て所定のゴミ箱にきちんと入れる。

ご利用される方が多くても浴室内がずっと整然としていてキレイなんです。

「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、実は最も大事なことで、利用される方がそういった小さなことをしっかり守った積み重ねが、オーナーさんの徹底した清掃やリニューアルしたことと相まって、100年も経っているのにとてもキレイな印象を受ける。

利用される皆さんが最高の形でリレーをしバトンを受け継いだ賜物だと思います。

この浴室から「愛」を感じることができました。

こんな最高な環境をいきなり見せられてテンションが上がらないはずがない。

はやる気持ちを抑えて体を洗い、浴槽で体を温めます。

浴槽は全部で3つ、ジェット風呂、肩までつかれる大つぼ風呂、そして天然地下水の極上水風呂です。

富士の湯で使われている水は松本の湧水を組み上げている名水で、肌馴染みが良く、全身を優しく包み込んでくれます。

富士の湯では全て松本の湧水を使用

しっかりと温まったらいよいよサウナへ。

このサウナはリニューアルのタイミングで新設された富士の湯の新たな顔で、なんと長野県内公衆浴場唯一のドライサウナなんです。今は男湯のみの設置ですが、男女入れ替えDAYであったり、将来的には女湯にも設置されるかも? とこれからどうなるか期待が高まります。

番台にあるサウナの案内

中に入ると2段プラス部屋の角の最上段に1名座れるスペシャルスペースがあります。

サウナストーブはHARVIAの最新モデルが鎮座しており、剣術のお面のような独特の見た目が特徴のサウナストーブです。

サウナ室内は約90〜95℃で、熱さも感じながら湿度もいい塩梅でしっかりと発汗できますが、居心地がとにかくいい。室内に流れるBGMの効果もあって、気持ちを落ち着けて過ごすことができます。

サウナ室内

この日は3セット行い、その内2セットは四代目のゲリラロウリュが開催され、森の香りがするアロマ水でロウリュが行われました。

サウナストーブにアロマ水をかけると、サウナ室の体感温度が一気に上昇。

熱いけど実に爽快。思わず「これだこれ!」と頭の中で思ってしまいました。

おそらくその時の顔はずいぶんにやけていたと思います。

蒸された後は汗を流していよいよ極上水風呂へ。

キリッと冷たいけど天然水の水質の良さが体に伝わり、実に居心地がいいです。

強さやスピード感もあるけど優しさもある、そんな肌当たりでクールダウンできます。

この水風呂はなんとチラーを使っておらず、汲み上げたそのままを使っているそうで、なんと贅沢な水風呂なんだと……これは極上水風呂と謳うだけのことはあります。

富士の湯の水風呂は、全国の温浴施設でもなかなかお目にかかることのできない日本トップクラスの水風呂です。

なんとチラーなしの完全掛け流し、富士の湯が誇る極上水風呂

水風呂で体をクールダウンさせたら、浴室中央にあるととのいイスで宇宙遊泳。

ととのう時もこの場所だからこそ楽しめる、富士の湯流の過ごし方があるんです。

浴室中央にあるととのいスペース

私たちが銭湯にもつイメージは、壁に描かれた山の絵を見ながら思い思いの時間を過ごすという感じで、共感していただける方も多くいらっしゃると思います。

富士の湯には立派な瀬戸焼のタイル絵があり、それを見て十分楽しむことができます。

だけどそれだけではない。富士の湯での過ごし方は一味違います。

イスに座って正面に目を向けるとしっかりと手入れされた中庭がありますが、そこには大きな岩があります。

ととのいイスから見える中庭の富士山岩は圧巻

その岩は創業された当時、山梨県から実際に持ってきた富士山の岩なんだそうです。

ですので、この銭湯の屋号が「富士の湯」なんです。

タイル絵を見ながらでも、富士山岩を見ながらでもととのえる。

日本人に生まれてきてよかった!と心から思える瞬間であり、富士の湯でしか味わえない贅沢で至福のご褒美タイムができるんです。

お風呂を上がったあとは四代目のお父様、お母様ともお話をさせていただきましたが、とにかくアットホームであたたかい。創業から松本に根ざしたこのあたたかさを受け継ぎながら100年。アツい希望の炎を燃やす四代目は、日々大変な中しっかりと前を見て富士の湯を、そして松本の街を活気のある場所へ、老若男女みんなが集まる場所にしていくために進化の手を緩めません。

まさに「温故知新」の言葉そのものです。

10/15より11月上旬あたりまで富士の湯はお休みの期間に入りますが、更にパワーアップした富士の湯にまたおじゃまできるのが今からとても楽しみです。

富士の湯から起こる進化のムーブメント、皆さんも期待しましょう。

四代目と記念撮影

gure

PROFILE

山口県出身。会社員を経て、2013年7月よりHawaiian6にサポートメンバーとして参加。その後、2014年4月に正式メンバーとして加入。全国ツアーの合間をぬって、各地のサウナ施設でパワーチャージするのが生きがい。年間約150施設を訪問。ホームサウナは、千葉県柏市にある「手賀沼観光リゾート天然温泉 満天の湯」。好きなアロマは、ヒバの香り。

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